前置き
ブリッジパズル攻略のコツ~消去法からの展開1~の続きです。
ここでは前回記事に基づき、
- 消去法の考え方を活用し、
- 2択の可能性の1つを排除する
ことを前提とした方法をもうひとつ紹介します。
解法2:遠い場所同士の数字を結んでみる
遠い場所にある数字同士を結ぶということは、その間にある多くの数字が、その線によって分断されるということです。
これによって、初心者編から初級編で扱ったような、いくつかの線が確定するようなシチュエーションが出てくる可能性が上がります。
そしてこれもやはり前回記事の方法と同様、矛盾が導ける可能性が高い一手になります。
以下の例を見てみましょう。
黄色の[3]から、(左に2本引いたとしても)右か下のどちらかに最低1本の線を引く必要があります。
ここでは割と遠くにある下方向の[4]に向かって線を引いてみます。
すると、この線によって分断された左側の数字の多くは、線の引き方が決まってきます。
しかし、ここでは上図のように孤立した島ができてしまいました。よって、黄色の[3]から下方向への線は引かれないことが分かります。
よって、黄色の[3]から右へ1本の線を引くことができます。
…なんか地味ですが、この一手だけでも、その後の展開が進む可能性はあります。
(例えば、下側の[4]から上方向に線を引けないことが分かったので、ここからの線の引き方が決まってくるかもしれません)
また、この「遠い場所にある数字を結ぶ一手」が正解の可能性ももちろんあります。その場合はガッカリしつつ、元の状態に戻して別の手を再考しましょう。