Circuit Scrambleについて
Circuit Scramble(サーキットスクランブル)は、スマホ向けのゲームアプリ。
回路に設定されている分岐点の指令を参考にしながら、ボタンやスイッチを操作して電流をゴールまで到達させるロジックパズルゲームです。
ゲームの特徴
良い点
- ロジカルシンキングが鍛えられる
- ステージのランダム生成モード
まぐれで解けてしまうこともありますが、「どこに電流を流すべきか、流さないべきか」をひとつひとつの指令について丁寧に見ていけば、解答にたどり着くことができます。後半へ進むにしたがって指令の数や種類が多くなっていき、ゲームの複雑性が増し、その分、頭を使います。
全135ステージをクリアすると開放されるシステム。トルネコの不思議なダンジョンのようなイメージで、問題を自動生成してくれます。単純に問題をたくさん収録して、ランダムで出しているだけかもしれませんが。本当に自動生成しているのなら、結構凄いプログラミング技術なのでは??(その辺は素人なので分かりませんが)
イマイチな点
- 面白くなるまでが長い
- 手順に複雑性がない
- グラフィック
個人的な感想としては、面白くなるのは全135問中、100問を過ぎたあたりからなのですが、前の問題をクリアしないと次に進めないため、100問目に到達するまでが結構長く、正直飽きます。そして面白くなってきたと思ったら割とすぐに終わります。
終盤はそれなりに面白いが、それを理解するのに間延びした序盤、中盤を見る必要がある映画と、ちょっと似ています(笑)。
1つのステージに、電気を供給するボタンが最大で8個、回路切り替え用のスイッチが最大で8個用意されていますが、ボタン→スイッチの順に操作しても、スイッチ→ボタンの順に操作しても、指令自体が変わらないので結果も変わりません。
これはつまり、すべてのボタンとスイッチを操作したとしても、最大16手までしかかからないということです。
さらに、最小の手数でクリアしたときに高評価がもらえますが、たとえ手数をかけてクリアしたとしてもクリア時のボタンやスイッチの状態を覚えておけば、再チャレンジしたときにそれらを操作するだけで簡単に高評価を獲得することができます。高評価を獲得するために試行錯誤する面白みがないところが残念です。
ゲームの難易度を上げたいけど、手順を複雑化できないから、やむなく指令を複雑化した、という印象です。
今どきのゲームにしては、ちょっとレトロすぎるというか…ファミコン世代にはウケがいいかもしれません。
残念な点についての記載が多くなってしまいましたが、理詰めで解くことを意識してやれば良い頭の体操になるゲームではあります。
次の記事では、ゲーム中に登場する指令や機能についてまとめていきます。