スマホアプリ「時空運送」についてです。
当ブログはオフラインでできるシンプルなゲームを中心にレビューしているのですが、その観点で見ると時空運送は非常に良いゲーム。
従来の倉庫番のルールに、ワープ機能とタイムマシン機能が追加され、シンプルながら従来とは違う考え方が必要なゲームとなっています。
ここでは時空運送が従来の倉庫番とは異なるポイントと、ゲーム攻略にあたりどのような考え方が必要になってくるかを解説していきます。
異なるポイント
運ぶ荷物は1つのみ
従来の倉庫番では複数の荷物を複数のゴール地点まで運ぶケースが多かったですが、時空運送ではゴールに運ぶ荷物は1つのみです。
ゴールに運ぶ荷物とは別に、障害物となる荷物が配置されていることがあります。
ワープゲート、時空移動ゲート
時空運送では、空間移動・時空移動用のゲートが出現します。
それぞれ2つのゲートがセットになっており、片方のゲートから侵入するともう片方のゲートへジャンプします。
ジャンプ先のマス目に障害物(荷物や過去・未来から来た自分)がいる場合、ゲートに侵入することができない場合があります。その詳しい条件は後述。
過去の書き換えという概念
自分自身や荷物の時空移動ができるようになったことにより、
- 物体を過去に移動させると、その物体が一時的に2つ以上存在する局面がある
- 物体を未来に移動させると、当該の未来に至るまでの間、その物体が存在しない局面がある
といった、初見では飲み込みづらい状況が発生します。
さらに、例えば過去へ送った荷物が、自分が過去に歩いたことのあるマス目に送られた場合、その荷物は過去の自分によって押されたという扱いになります。そのため、過去行きのゲートへ荷物を押し込んだとき、その荷物が送り先のゲートから少し離れた位置に出現することがあります。
これは「過去の自分に押されたから」その位置に移動したわけですが、自分が実際にその「過去の自分」を操作していた段階では荷物はそこになかったため、最初は何が起こっているのか直感的に理解しづらいものとなっています。実際に何が起こっているのか、把握するまでに少し時間がかかるのではないでしょうか。(私は時間かかりました)
ただ、その辺りがこのゲームの醍醐味なので、実際に過去の映像などを確認しながら何が起こっているのかを把握していくほかないです。がんばりましょう!
移動に関する条件等
時空パラドックスに陥る条件
自分が次に進もうとしているマスに、同じタイミングで
- 過去や未来の自分
- 荷物や障害物
が移動しようとしている場合は「時空パラドックス」が発生し、その方向へ進むことができません。
時空パラドックスにならないケース
自分が過去や未来へ移動する際に出現する予定のマス上に過去や未来の自分がいても、彼らは次のターンにはそのマスから移動する予定なので、時空パラドックスを発生させることなく移動が可能です。
似たような状況で、過去や未来の自分が今の自分の隣にいる場合、その隣の自分は次のターンで別のマスに移動するわけですが、だからと言って彼らが今いる場所を指定して、入れ替わるようにそのマスに陣取る、という動きはできません。(次の「手詰まりになるケース」とも関係があります)
手詰まりになるケース
従来の倉庫番と異なり、過去や未来の自分、および彼らが動かした荷物等によって現在の自分が閉じ込められるなどして、次のターンで動かせる方向が完全に断たれる場合もあります。この場合も時空パラドックスのときと同様、いくつか手順を戻す必要があります。
攻略のコツ
時空パラドックスなどの移動条件が何となくわかってきたら、攻略に当たっては以下のことを意識してみると良いと思います。
ワープゲートの数字と位置関係の法則
ゲームを進めていくと、以下のようなことに悩まされることがあります。
- 1ターン差で障害物が通過できない
- 1ターン差で時空パラドックスに陥ってしまう
- あと1ターン早ければ、過去の自分に荷物を運んでもらえるのに
このように、「1ターン差で〇〇できない」という状況が発生することがあります。
こんなときは、時空移動の回数を増やしてみましょう。この「1ターン差」が解消される場合があります。そしてそれが解消されるかどうかは、ワープゲートの数字と、そのワープゲートが互いに何マス分、離れているかによって決まってきます。
ひとつのステージに複数の時空ワープゲートが存在する場合、どのゲートが過去の自分の動きと「1ターンだけ」ずらしてくれるかに着目してみるのも良いでしょう。