前置き
この技は、ゲームの終盤になって、ひょっとしたら使えるかもしれない、という技です。以下の手順に示すように、開光符は足りないけど精錬鉄に余裕があり、なおかつ桃色装備が余っているという方は試す価値があるかもしれません。
必要アイテム
- 適当な数の開光符
- 精錬鉄
- 主力桃色装備×1&未強化の桃色装備×1(同じ部位のもの)
ということで、対象Lvは150以上です。複数の桃色装備ということを考えると、実質的にはLv180以上が対象かもしれません。
技の内容
この技は、装備継承の際に「開光Lvは継承されるが霊光値(緑色のゲージ)は継承されない」という性質を利用しています。継承前の開光Lvが低い装備でいくらか霊光値を溜めておき、そこに開光Lvが高い装備の能力を継承すると、開光Lvが高く、なおかつ霊光値が溜まった装備を作ることができます。これが場合によっては開光符の節約になるかも、という考え方です。
技の方法と利用価値
例えば、開光Lv9の普通桃色装備があったとします。ちょうどそのとき、スサノオ装備などの上位装備を入手しました。
うひょー!おめでとうございます!
桃色に装備合成して、早速装備継承!といきたいところですが、少し立ち止まって考えると。。
今の桃色装備を開光Lv10にするためには
- 連続開光で750開光符を消費する
- 50開光符ずつ消費しながら運を天に任せる
の2通りがあるかと思います。
もし後者を選んだ場合、最初の1回(n回)はほとんど失敗するでしょう。そこで今回の技を使ってみます。
どのみち最初の1回(n回)を失敗するぐらいなら、その分の50開光符(50 × n開光符)を入手したばかりの上位装備に使ってみましょう。
どこかのタイミングで開光が失敗し、霊光値が溜まることが予想されます。
満足いくまで失敗(笑)して霊光値が溜まったら、その段階で装備継承!すると、ひととおりの能力を継承しつつ、霊光値がある程度溜まった新装備が完成します。
[霊光値を溜めるために費やした開光符の数]<[当初費やす予定だった数]
となればちょっと嬉しい、というやつです。1回であれば、50開光符以内に(あわよくば1開光符で)ほぼ確実に開光失敗するので、節約になると考えられます。複数回行う場合は、霊光値が溜まった状態で開光が成功するリスク(笑)がつきまとい、ハイリスクハイリターン化していきます。
文章ばかりで堅苦しいので、以下、図でまとめました。
- 入手した新装備と開光Lvの高い旧装備
- 新装備に対して開光失敗
- 旧装備の能力を装備継承
霊光値が溜まります。
開光Lvを受け継ぎつつ、霊光値も溜まったままです。
注意点
その1
上記のとおり、霊光値が引き継がれないということは、逆に言えば旧装備でいくら霊光値が溜まっていても、新装備に引き継がれないということです。霊光値が溜まっている場合は、装備継承の前にがんばって開光Lvをひとつ上げておきましょう。
その2
装備合成を行うと、溜まった霊光値が0にリセットされてしまいます。これはつまり、
- 橙装備(猛将、スサノオ装備など)を入手
- 上記の開光失敗技を実施
- 装備合成で桃色に
- 上記の装備継承を実施
の手順にしてしまうと、2.から3.にかけて霊光値がリセットされるということです。
まずは桃色に装備合成した上で開光失敗を行い、その後で装備継承をする必要があります。
↓正しい手順
- 橙装備(猛将、スサノオ装備など)を入手
- 装備合成で桃色に
- 上記の開光失敗技を実施
- 上記の装備継承を実施
補足
この技の使用で発生した損害について、私は責任を負うことができません。例えば、上の例とは逆に、スサノオ装備を上限まで精錬したものを普通の桃色装備に継承したら、普通桃色装備の精錬上限まで精錬値が下がるかもしれません(私は怖くてやってません)。
また、開光システムは所詮、運ですので、開光Lv9→10が一発で成功することもあるわけです。具体的な確率も包含した議論ができれば、この記事も厚みが増すかなあと思うのですが、開光の成功確率がレベルによって違いそうなこと、成功確率が記載されていないこと、記載されていてもその数字が信用できるかどうか、などを考えると、厳密な議論は現実的とは言えません。
さらに、霊光値が維持されていると見せかけて、内部値は実はゼロリセットされているなんて可能性もあります(ちょっと考えにくいですが)。この辺は言い始めたらキリがないです。何をどこまで信用するかの問題になってきます。
なんやかんや申し上げてしまいましたが、この記事があなたの充実した開光ライフにつながれば幸いに存じます。
※画像アイコン(剣のグラフィック)は、TopeconHeroes様のアイコン素材サイト『ICOOON MONO』より拝借いたしました。ありがとうございます。