モザイクアートについて
ロジックパズル・モザイクアートについて紹介します。
このゲーム、まだあまり普及していないみたいで、正式な名称も今のところなさそうです(2018年3月現在)。
ゲームの雰囲気としては、あの有名な「お絵かきロジック(イラストロジック)」と似ており、パズルを解き終えるとドット絵が完成するのですが、「モザイクアート」ではマス目の塗りつぶしのヒントが実際に塗りつぶすマス目の各所に与えられています。
お絵かきロジックとは一味違ったロジックを活用しながら解き進めるので新鮮なのですが、ひとつのパズルを解き終わるのに結構時間がかかる印象です。
当ブログでは、例によって解法について気づいたところをまとめていきたいと思います。
モザイクアートのイメージ
数字は、その数字が書かれたマスを含む周囲9マス中、黒く塗りつぶされるマスの数を示しています(端の場合は周囲6マス、角の場合は周囲4マス)。
上図は、
- ゼロの周囲は塗りつぶされないので×印を打つ
- その右上の[5]の周囲で塗りつぶすマスが確定する
ところまでを解いたところです。
モザイクアートのスマホアプリ
コンセプティス モザイクアートで遊べます。
しかし、記事の前半で紹介したようにおすすめの点も多いのですが、これに関しては(スマホで解くにあたって)残念な点もいくつかあります。
残念な点①:操作性
複数のマス目を一気に塗りつぶすために(通常の一本指での)ドラッグ操作を使うので、(別の場所を解くために)盤面を動かすための操作として「二本指でドラッグする」機能が追加されています。
慣れれば問題ないのですが、二本の指を画面に置くタイミングがずれると塗りつぶしの操作になってしまいますし、二本の指を動かすスピードがずれるとズームイン/ズームアウトの操作になってしまうことがあります。
特に、意図せず塗りつぶしてしまうと、知らない間にミスしてしまって取り返しがつかなくなります。幸い、ミスのチェック機能はついていますが…できれば使いたくないですよね。
お絵かきロジックもそうですが、このゲームに関してはDSのような「タッチパネル+タッチペン」の形が理想かなと感じます。
残念な点②:画面の大きさ
出題される問題はドット絵なので、絵にクオリティを求めれば求めるほど盤面も大きくなってしまうのですが、問題を解く際には基本的に特定箇所にズームインした状態で解いていきます。ということで、当然のようにズームイン/ズームアウト機能がついています。
ズームインはストレスなく問題を解く上で重要ですが、ズームアウトの使いどころとしては、
- 全体像(途中経過)を確認する
- まだ解いていない箇所を見つける
せいぜいこのぐらいです。
スリザーリンクの場合は、全体を見ることで解決の糸口が見つかることもあるのでズームアウトが有意義でしたが、モザイクアートの場合はわざわざズームアウトしなくても解けます。ということは、「全部解き終えて初めて全体像を確認する」ようなこともあるわけです。
なんというか、この手のパズルはロジックを駆使した頭の体操という要素だけでなく、「どんな絵になるのかな?」と出来上がりを想像しながら楽しむ面もあると思うんですね。ただ、そのためにいちいちズームアウトするかと言われると、なかなかしないんですよこれが。
この点に関して言うならば、タブレットなどの大きめの画面や、雑誌の紙面上で解くのに適したパズルではないかと感じます。