モザイクアート攻略のコツ~ちょっと邪道な解き方~

前置き

モザイクアートの攻略に関しては、これまでご紹介したコツを完璧に使いこなせれば、上級問題でも理詰めで解いていくことができると思います。

それでも、手がかりに気づけず「もうこれは無理なのでは?」と思ってしまうことも多々あります。

ここではそんなときに少しでもパズルを前に進めるべく、「こんな解き方もある」というひとつの例を紹介していきます。

シチュエーションとしては非常に限定的で、この技を使ったとしても「結局ほとんど進まなかった」ということもあるかもしれませんが、参考程度に知っておくのもいいかと思います。


解が1通りのみであることの利用

次の例を見てください。

  • 今回の論点に関係のない数字は記載していません。ご承知おきください
  • 右側はパズルの端と考えてください。(一応、他の辺にはグラデーションをつけて、パズルがその先も続いていることを表してみました)

この例では、[8]を完成させるために、以下の赤枠内のどちらかのマスを塗りつぶす必要があります。

ここでは試しに、右側を黒マスにしてみましょう。

すると上図のように[8]が確定します(それに伴い、隣の[7]も確定します)。

このとき、右側に残った2つのマスは周辺の数字より、片方が黒、もう片方が×となりますが、これはどちらを塗りつぶしても矛盾はなさそうです。複数の答えが出てきてしまう、という状況になります。

そこで、立ち戻って赤枠内の左側を黒マスにしてみましょう。先程と同様、[8]と[7]が確定します(下図)。

そして右側に残った2つのマスは、ともに塗りつぶされることが分かります。これに関しては、他に解き方の選択肢がありません。

モザイクアートは、(良質な問題であれば)解答がただ1通りに限定されます。よって今回の例では、赤枠内の左側を黒く塗りつぶすのが正解となります。

スリザーリンクでも複数の答えが存在する状況は正解ではないという観点から解き方を考えましたが、少し似ていますね。


モザイクアート攻略のコツは以上です。
是非、いろいろな解法パターンを見つけながら、パズルを楽しんでいただきたいと思います。

モザイクアートの関連記事