中級編・応用問題
中級編の締めくくりに、応用問題をひとつやってみましょう。応用といっても、中級編で学んだことをひとつひとつ当てはめていくだけですが…。
こちらの問題を、左上の0の部分を起点として順番に解いていきます。
まずは0に隣接する3のうちの2辺と、「どちらかに延びるオレンジ色の矢印が以下のように決まります。
この「どちらかを通る矢印」が、ともに3に隣接する1のマス目にかかっているので、1の残りの2辺には線が引かれません(下図)。
ここから、さらに隣接する2の部分には下図のようにオレンジ色の矢印を延ばすことができます。
最後に、そこから右上に隣接する3のうち、2辺が以下のように確定します。「3の2辺のどちらかを通る=残りの2辺は必ず通る」でした。
このように、「線が引かれない部分」「どちらかに線が引かれる部分」を活用することで、どんどん問題を解き進めることができます。もちろん、今回ご紹介したパターンがすべてではないですが、この基本的なパターンを理解していれば気づける例というのは、かなり多いのではないかと思います。
次は上級編です。次からは、より広い範囲でパズルを見渡したときの解法を考えていきたいと思います。