スリザーリンク攻略~中級者編②~

続・「どちらかに線が引かれる」の活用

スリザーリンク攻略~中級者編①~の続きです。

おさらいのため、前回の冒頭の図と同じものを示しておきます。今回も超重要ですから。

0と2の隣接-1 & 0と2の隣接-2

今回も2の斜め方向に1や3が隣接するパターンを見ていきますが、前回とは別の頂点に隣接したときのパターンとなります。

2の斜め方向に1が隣接するパターン

2に1が隣接-問題

この場合、冒頭の「2に線を引くときの2パターン」のいずれの場合でも、1の周りの線分のうち、2つには線が引けないことが分かります(下図)。

2に1が隣接-過程1

そして残りの2つの線分のうち、どちらかに線が引かれる状況、つまり、具体的には、

2に1が隣接-過程2

もしくは

2に1が隣接-過程3

でしたね。中級者編①でも似たシチュエーションがありました。

ということで、最終的に重要なオレンジ色の矢印(「どちらかに必ず線が引かれる」ことを示します)が、以下のように確定します。

2に1が隣接-解答

2の斜め方向に3が隣接するパターン

2に3が隣接-問題

この場合、冒頭で示した2パターンのうち、前者は使えません。3の周りに線が2つしか引けなくなってしまうからです。ピンとこない方は、初級者編①の最後の方「3同士が斜めに隣接」するパターンを見返してみてください(今、言葉だけで説明したものが図示されています)。

よって、この場合は後者のパターンが確定します。さらに、下図のように3のうちの2辺も確定します。

2に3が隣接-解答

お気づきの方もおられるかもしれませんが、この問題自体は、初級者編②の最後の方で示した「2がコーナーにあるパターン」と本質的には同じです。ただ、やはり重要なのは3の先の「どちらかに線が引かれる」オレンジ色の矢印ですね。これを理解することがパズル攻略の鍵になってきますので、実際に問題を解きながら徐々に慣れていきましょう。

2の斜め方向に2が隣接するパターン

最後にこれです。

2に2が隣接-問題

これも冒頭の2パターンのうち、前者であれば、

2に2が隣接-解答1

が確定し、後者であれば、

2に2が隣接-解答2もしくは2に2が隣接-解答3

のいずれかとなることが分かります。
そして、上記3パターンのいずれも、その後に引くべき線の方向(オレンジ色の矢印)がすべて一致していることが分かります。

2に2が隣接-最終解答

このような形となり、さらに問題を解き進める上での手がかりとすることができます。

スリザーリンクの関連記事